北朝鮮への団体観光旅行を承認へ、中国国家旅遊局

2008年9月4日木曜日

外国人記者らに物を投げる北朝鮮兵士

３日、中国国家旅遊局は中国国民による北朝鮮への団体観光旅行を認める計画を明らかにした。北朝鮮を観光旅行の目的地として正式認定する措置に伴う。これにより中国の旅行会社は北朝鮮への団体旅行を宣伝出来ることにもなる。旅行が認められる時期などは不明。中国がこの時期に、北朝鮮への団体旅行を認めた理由などは明らかでない。北朝鮮の観光地としては金剛山などが有名だが、韓国の女性観光客の射殺事件もあり韓国人旅行客は途絶えている。中国人観光客はこれまで、中朝国境沿いを流れる鴨緑江の対岸にある新義州市への日帰り旅行は認められてきた。北朝鮮は、厳格な入国査証（ビザ）制度や観光施設の不備もあり、多数の外国人訪問者を受け入れていない。ＡＰ通信によると、中国国家旅遊局の幹部が先月、訪朝、中国人の団体旅行の送り出しや受け入れで合意したという。北朝鮮は中国北東部の瀋陽市に観光宣伝のための事務所開設も認められる。

ＥＬＥＡＮＯＲ：北朝鮮が外貨獲得の為、観光客の受入れを行うらしいですが、果たして現実化するのか疑問！このような話は過去に幾数回と話題に上りましたが国内情勢都合で全て破棄されておりました。実際、日本の入国管理局においては北朝鮮への渡航禁止及び、その注意事項を貼り出しております。ただ、今回は中国という事で 幾分かは現実味が有りますが、実際に北朝鮮に行く人がいるかは別問題でしょう。今回は何の思惑が有っての行動か気になります。

記事に関連する話題

中国と北朝鮮の国境都市を歩く